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『とあるバカップル夫婦の風景』
直枝理樹が来ヶ谷唯湖と高校時代に恋人同士になってから数年後、彼らは皆に祝福され(一部には泣かれ)つつ結婚。
更に3年後に待望の子供(息子)を授かった。
そして、現在唯湖は息子の唯樹(ゆき)に授乳中。
「ふふふ、私のお乳に一生懸命吸い付いて。可愛いな本当に」
唯樹を抱きかかえ、微笑みながら授乳している唯湖の姿は美しい。
元からの美貌に母性がプラスされ、まるで一枚の絵画を見ているようである。
そんな様子を微笑ましく、そして少し不満げに見ている夫の理樹。
「? どうした理樹君。そんなにじろじろ見られると恥ずかしいぞ?」
理樹の視線に気付き、声をかける。
「うん、唯樹が羨ましいなぁってね」
「羨ましい?」
「だって、唯湖さんのおっぱい独占してるんだもの」
「……何を言ってるんだ君は」
理樹の返答に心底呆れる唯湖。
「君が今まで吸ったり触ったりした時間。そして、今後も私のおっぱいを吸ったり触ったりであろう時間を
考えたら唯樹にお乳を与える時間なんてほんのちょっとだろうに?」
「それは分かってるつもりなんだけどさ。今まで僕が独占してたからちょっと寂しいなってね」
頭をぽりぽり掻きつつ苦笑する理樹。
「全くしょうがない旦那様だなぁ。ほら、おいで」
唯湖はそう言いながら唯樹をベビーベッドに寝かせ、一度しまった胸を再びはだけて理樹に手招きする。
「良いの?」
「実はな、唯樹にあげてもまだおっぱいに母乳が残ってるから、吸い出してくれると助かる。一人で絞るのも結構手間でな」
「あ、そうなんだ? それじゃあ遠慮無く」
理樹は唯湖に歩み寄り、最初の方は遠慮がちに、しかし、数分後には夢中になって吸い付いていた。
「んっ、あっ。ふふ、唯樹に負けない位必死に吸い付いて。どうだ〜? 唯湖ママのおっぱいはおいちいでちゅか〜?」
理樹の頭を優しく抱き、微笑みながら意地悪を言う唯湖。
「うん、甘くて美味しいよ。唯湖さんのおっぱい」
唯湖のからかいに反論せず、理樹は素直な感想を述べる。
「自分から聞いておいてなんだが、本当に美味しいのか? 試しに自分でも舐めてみたが美味しいと言える物じゃ無かったぞ?」
「多分唯湖さんのだから甘く感じるんだと思うよ?」
「なるほど、気持ちの問題か。私が理樹君のミルクを飲んであげる時と同じような物だな」
「ぐはっ」
唯湖のシモな発言に一瞬動きが止まる理樹。
「確かにあれは君のじゃなきゃ飲んであげる気にはなれないしな」
「あ、あはははははは。いつもありがとうね」
かつて唯湖に悪戯で自分の物を飲まされ、その酷い味を理解している故に納得せざるをえない理樹。
「まぁ今後も唯樹が飲んだ後で余ったら、理樹君にも吸わせてあげよう」
「本気? 僕は嬉しいんだけどさ」
「私は本気で嫌だったら、そんな事を言わない性格なのは分かってるだろう?」
「まぁね」
「しかし、まさか理樹君が母乳プレイがお好みだったとはなぁ? 赤ちゃんが二人に増えた気分だ」
「もう勘弁してよ唯湖さーん」
唯湖はにやにやしながら理樹を虐め、情けない声を上げる理樹。
「そのうちおむつプレイとかに目覚めたりしてな? 大人用おむつ買っておくか?」
「それは無いからっ!」
「それはそうとしてな理樹君。君におっぱい吸われてからその、な?」
「うん?」
「最近唯樹に構っててご無沙汰だったし……」
顔を赤く染めて照れる唯湖。
「分かった。それじゃ唯樹も寝た事だし、ベッド行こうか?」
「うん」
理樹は微笑みながら問いかけ、それに素直に頷く唯湖。
「さて、今度は私が理樹君のミルクをたっぷり搾り取らせてもらうとしようかな?」
「あ〜、ほどほどでお願いします」
理樹は唯湖をお姫様抱っこをして、そのまま二人の寝室へと向かって行った。
「唯湖さんの母乳マジ最高っ!」
「あぁん、一度に両方とか欲張りすぎだっ!」
その後、すっかり母乳プレイにはまってハッスルする若い夫婦の姿が有ったと言う。
そして、それからさらに三ヶ月位後……
「旦那様、ちょっと話が有る」
「ど、どうしたの唯湖さん!?」
唯湖が旦那様と言う時は、必ず何かとんでもない事が起きる前触れ故に警戒する理樹。
「見事に大当たりだ、どうしてくれる?」
妊娠検査薬を見せてジト目で睨む唯湖。
「あちゃ〜。やっちゃった」
「ほぼ毎日生でしといてやっちゃったも何も有るかこのおっぱい皇帝め」
「唯湖さんだって生じゃなきゃ嫌って言ってたくせに…… でも、まぁ、一つ分かってる事は」
「なんだ?」
「母乳プレイの期間延長だねっ♪」
「良い加減にしろっ! このおっぱい魔王」
「あべしっ」
イイ笑顔で語る馬鹿旦那をおもいっきりスリッパで引っ叩く唯湖であった。
終わりですことよ
[あとがき]
某チャットで赤ちゃんばかり構う理樹君に嫉妬する佳奈多さんの話にティン!と来て。
じゃあ俺は唯湖さんと理樹君で逆パターンをやってやろうと思ったのがきっかけで
こんな話を書いてしまいました。
あいも変わらず、私の煩悩・妄想大全開な馬鹿なお話ですが、楽しんでいただけたら
幸いにございます。
唯湖さんと理樹君のバカップルな話の構想はまだまだ有りますので、あーまたアホが
なんか書いてるとでも思って読んでやってくださいませ。
それでは今回はこの辺で。
るじゅなー
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