-ふぇすた延長戦企画-

えくすぽ'08-09っ!






#0





「もうすぐクリスマスだな,理樹」

気分の悪くなるくらいの良い笑顔で恭介

「ああ,そうだね恭介」

理樹
(気も無さげ)

「彼女欲しいな」

「…そーだね。ってええっ?!今,なんて言ったの?!」

「いや,クリスマスなんで彼女欲しいなあ,と」

「………」

「?」

「…恭介。ちょっとそこ座んなさい」

「ええっ!?なんか俺,気に障るよーなコト言った?!」

「そうじゃないよ!彼女欲しいとかはおかしくも何ともないけど『クリスマスだから欲しい』ってのはいかにもお相手に失礼じゃない!じゃあ何?終わったら別れるとかそんなのなの?」

「何でお前がイキリ立ってんだよ。…アノ日か?」

「アノ日もコノ日も無いよっ!」

「それに,別れるも何も一夜の情熱を共有するお相手であってくれれば彼女になってくれなくても良いので俺は別に」

「なお悪いよっ!!」

「むう,せっかく一緒にナンパにでも行こうかと思ったのに」

「行かないよっ!だいたい24日はみんなでぱーっとやろうって言ったのは恭介じゃん!」

「その24日に就職の面談が夜間で入っちゃったんだからしょうがないじゃん!なんだよ自分ばっかり彼女いっぱい居やがって!!俺にも分けろよ!」

「分けろ…って恭介,別に僕はまだ誰とも…」

「何,騒いでるんだ?くちゅん!

棗妹

「あ,鈴」

「いくら休みで誰も居な
くちゅん!っからってうっさすぎだお前ら。外まで響いて…くちゅん!

「鈴からも言ってやってよ,恭介がこの期に及んで…」

「その恭介にあ
くちゅん!ちゃん先輩から伝言だ,ほら,くちゅん!

「ん?何だ?」

がさごそ

『公園のベンチの前で待ってる』

「何,風邪引いたの?鈴」

「んー,猫はこの季節,あったかくて良いくちゅん!だけど抜け毛も凄いから,ちょっとな」

猫暖房愛好者

「あ,じゃ,ちょっと行って来るな?」

「ちょ,恭介!!」

「だーっしゅ♪」


「あ,こらっ!追っかけよう,相手があーちゃん先輩でも今の恭介は危険だ!」

だっしゅ

「あ,ま,待てっ理樹っ!!」

追走










「でも,結構あいつ可愛いからなあ。その気があったら俺から行こう,うん,行こう!」

妄想おん
(さらに加速)










「急ごう,鈴,万が一のことがあったら!」

「ん,ま,待て,猫が…」


足下に猫玉

「あれ,鈴ちゃん,直枝君,どうしたの?お揃いでそんなに急いで?」

「あ,あれ?あーちゃん先輩?な,なんでここに?」

「なんで,ってクリスマスの準備でずっと寮にいるんだけど,どうしたの?」


「え,ええ?!鈴?さっきの手紙は?」

「んー?なんかくちゅん!玄関先で
もらった」

「?」










「ふう,この辺か…さて,あいつは…」

到着のご様子

「棗君」

「?」

「やらないか」

ツナギ姿のイイ男
(ベンチに座りつつ胸元をはだけながら)

「え,ちょ,ちょっと!あ,あなたはあ,阿部さん?!って,あ,ああっ!た,確か『アッー!ちゃん先輩』?!」

去年の卒業生

「ああ,いいのかい?ホイホイついてきて」


「いいわけないだろ!ちょ!は,離せっ!!」

「俺は,ノンケでも構わず喰っちまう人間なんだぜ?」

「ちょ,ま,は,図ったな鈴ー!!鈴ー!!」


「いいこと思いついた,お前俺の中でションベンしろ」


「いやあああああああああああああああああああああ!!」











#1
(話数に意味はないですん)





「ふう,食った食った…お,ちょっとトイレ」

夕食のロースカツが大きかったのでご満悦な真人

「…俺も」

真人との箸チャンバラに今日も勝利して喜びをかみしめつつ謙吾

「お,連れションとしゃれ込もうか」

恭介

「『しゃれ込む』とかいつの時代の言葉だよ!あ,ちょっと待って僕もー」

りっきゅん








しゃあああ

「ふー,しかしガキの頃以来だよな。こーやって並んでってのも…どれどれ?」


のぞき込み

じゃー

「おお,謙吾のはいかにも『謙吾』って感じだよな」

「どういう意味だ!…下品だぞ,恭介」

ちょっと照れ
(でも堂々と)

ちゃー

「…ま,真人,お前,ガタイに似合わず…」

「う,うっせえなあ!!な,なんだよ!テメエがちょっとばっかでかいからって!」



「うわ!よせ!!飛び散る!!」

「トイレで騒ぐのやめようよー!迷惑だよー!」

遅れてきた

「お,理樹?」


「…よっと」

じゃああああああ

「………」

「………」

「………」

「?」

「うー!!」

夕日へだっしゅ

「ちょ,ちょっと!どうしたの三人ともー!ねー?!」











#2





「うーん,みんなへのクリスマスのプレゼント,何にするかなあ」

りっきゅん

「お,少年が何かプレゼントしてくれるのか!」


ゆいちゃん

「あはは,お金無いんで,心ばかりの,ってことになっちゃうだろうけどねー」

「はっはっは,そういう心遣いだけでも嬉しいものだよ。そうだな,お返しに『うっひゃほーい!ミニスカサンタ最っ高ー!こいつぁクリスマスから縁起がいいぜえ!!』とならざるを得ないような魅惑のコスチュームで少年を接…」

「…っとお,嬉しくないと言うと嘘になるけど,そゆのに免疫少な目な純情な子も混じってるので暴走は程々推奨」

「少年,それは私が純情でないとかそういうことを言ってるのか?」

不満げ

「エロ押し出してる割には純情なのは知ってるけどね」

「むう」

「あ,まあ,そんなわけでこういうはんどぱぺっとを作ってみたんで,謙吾と一緒に人数分準備しようかと話してるんだけども」



「…ほう」

「可愛いでしょ。多分気に入ってもらえるかと」

「…確かに,これは良いな」


「でしょ?」

「スカートに手を突っ込んで,クドリャフカ君にあんなコトさせたりとかこんなコトさせたりとか考えただけでもう,おねーさん鼻血が」


鼻にティッシュ

「いやいやいやいやその言い方だといろいろと語弊が」

「クドリャフカ君が全身で少年の究極無敵銀河最強の部分をしごいたりねぶったりとかいろいろしちゃう!と考えただけでも,こう,背筋がぞくぞくとだな…あふう」

大出血

「衛生兵ー!衛生兵ー!このままじゃ来ヶ谷さんが死んじゃうー!!」











#3





「ぁ…くぅ!うぁ…ああっ」

理樹

「ここがいいのか?理樹」

恭介

「んんっ!ぁぁ…恭介…も…う少し強くして」

「ったく、無理はすんなよ。痛くなったら言うんだぞ」


「我慢、するよ」

「優しくしてやるよ。ちゃんとな」





「ふつくしい!!!」

美魚ちん
(部屋の外から聞き耳を立てながら)

「これは鼻血ものですね。ふむ、踏み込むべきか、もう少しここで愉しむべきか」

「要チェックや…」

「ふむ、美魚くん何やら楽しそうではないか」

唯湖

「来ヶ谷さんですか、で、何ですか?その手に持ってるのは」

「はっはっは、ただの録音機さ。私の少年が色っぽい声を上げているのでな。記録というものは大事だぞ?」

「…激しく同意します、ところで、後でダビングなどをさせてもらえませんか?」


「構わんよ。せっかくだから、皆で聴こうか」





「はぁ、恭介はやっぱりなんでも上手いね。肩揉みで世界取れるんじゃない?」

肩をぐるんぐるん回しながら

「ま、理樹が良くなったら何よりだぜ」






〜数日後〜





「お前ら変態か!コラぁああああああああ!!!」


(全力でハイキック)

「げふぁぁぁぁぁ!!!」

「ぐはぁぁぁぁぁ!!!」

コミック力場により大気圏まで突入





「散り際も美しいです。恭介×直枝…今度は逆も見たいものです」












#4





「みんなに集まってもらったのは他でもない!バレンタインデーのことだ」



「ふむ、チョコか。少年にでも渡すのかね?」

唯湖

「そーだよ〜」

小毬

「チョコは個々で渡すのではないのですか?」


美魚

「それも考えたが、それじゃインパクトが足りないんだ」

「いっつ、いんぱくと!ですか?」

クド

「そっか…他の派閥に対抗する為だね」

葉留佳

「確かに、近頃の佳奈多くんやあーちゃん先輩、ささみくんに人気を持っていかれている感はあるな」


「挙句の果てには杉並さんなんてのもあるらしいからね」


「なるほど…そういうことですか」

「ここいらで巻き返さないと、レギュラー落ちさせられるかもということデスカ」

「わふっ!?それはまずいのです」

「せだいこーたい!というものらしい」

「それでどうするのですか?」

「だから、その為の緊急会議だ」

「ふむ…よし、ではおっぱいチョコを作ることにしてはどうだろう?」



「姉御…流石ですネ」

「……………」

「リアリティがあるように各おのおののおっぱいと全くの同じサイズにしよう」

「ゆゆゆゆゆ、ゆいちゃん!?」

「うん、そうしよう。理樹はおっぱい好きらしいからな」

「わふー…わたしは板チョコにアポロチョコレートを乗せればそれでかんせい…」

「まぁ、良いのではないですか?インパクトは素晴らしいくらいにあると思います」

「私達の胸を美味しく食べてもらえるよう頑張らないと…」

「それでは各人で頑張るとしよう」













#5





「真人はまだ来ないのか?」

恭介

「うーん、昨日遅く帰ってきたみたいだからね…声かけたら返事返ってきたからもう来るとは思うけど……」

理樹

「真人が夜遅く?理樹べったりのあいつが珍しい」




「まあ、奴にもいろいろあるんだろうさ。余計な詮索をしないでやるのも仲間というものだ……しかし、いい加減来ないと遅刻だぞ…」

謙吾

「そうだね。食べ終わったらもう一度呼んでこようか……あ、噂をすれば……おーい、真人ー!」


「おう真人、お前が夜遊びたあ珍しいと言ってたとこなんだ。早く座れよー」

「やー、おはよ、おはようガイズ、でもって鈴ちゃん」

真人



「どしたのー?なんかまーちんの顔になんかついてるですかー?」


「…ね、ねえ真人!なんか昨日悪いものでも食べてきたの!?」

「ぶー、ひどいぞりっきゅん。たまたま昨日かまってやらなかっただけで。この、よ、く、ば、り、さん☆」

「ひぃっ!…ね、ねえ鈴、真人がなんかヘンだよ…鈴?」

「(ぶわわっ!)…しゃーっ!!」


「うわっ、鈴が威嚇しだした!」

「こわっ!こいつ、こわっ!来るなっ!こわいんじゃっ!」

「まーちんの何処が怖いってんですかー、流石に傷つきますよー」

「ふかーっ!しゃー!!」

「ダメだ……完全に警戒してる……ちょっと謙吾、なんか言ってやってよ!……謙吾?」

「…………」

「わああっ!気絶してる!!……こ、こうなったら恭介……!」

「……さて、スクレボの最新刊の発売日は…」

「み、皆ダメだこりゃ……み、皆には悪いけどこの真人のそばにいたら僕までおかしくなっちゃう……ゴメン皆……僕は先に行くよ……ごちそうさまー!」





「…………」

「(すぽっ)……ふ……あぁ……ようやく皆さん離れてくれたようですね。さて私も朝食としますか……」

美魚

「(もぐもぐ)しかし……動転していたとはいえスタンガンはまずかったかもしれませんね……見られたかどうかも決まって…いえ、井ノ原さんだったら見たところで何か理解できないかも知れませんでしたのに」

「はぁ……また井ノ原さんの背中にもぐって操作するのは暑苦しくて耐え難いものですが…背に腹はかえられません。三枝さん口調の井ノ原さんを予想以上に気味悪がっているようですし、このまま目を覚ますまで皆さんを寄せ付けないで過ごせそうです……はぁ、自業自得といえ重いですね……」











#6





「なぁ、理樹」

真人

「なに、真人」

理樹

「筋肉率ってもんがあったとしたらよ、そいつはやっぱり『3』って風に簡単にされちまうもんなのかな?」

「いやまあ、僕もあの円周率の件はどうかと思うけど、まずそっちの方は絶対にあり得ないから安心してね」

「おっ、そっか。へへっ、そいつはよかったぜ!」

「何もよくないけどね」

「いやー……にしてもよう、本当に今のガキらを見てると心配になってくるぜ。ちゃんと教えるもんは、しっかり教えねえとダメだよな」

「僕は真人の頭の方が心配だけどね」

「ところでよ、理樹」

「なに、真人」

「今日の謙吾を見てて思ったんだけどよ……あいつ、何着剣道着持ってんだろうな?」

「知らないよ」

「高校入って以来、あいつのあれ以外の姿を見たことねえんだが……理樹は何着だと思う?」

「じゃ、2着」

「なにぃ、マジかよ……たった2着で、今まで俺らに何ら不審に思わせることなく隠し通せてたってことかよ! すげぇな、あいつ……マジで尊敬するぜ」

「いや、何を隠し通すっていうのさ」

「ん? いや、あいつの服がかなり臭ぇってこと。いや……だが、たった2着でそこまでやれるもんなのか? 俺でさえ同じの4着持ってるってのによ」

「普通にそれあり得ないけどね」

「だよな。たった2着で臭いを隠し通すとか、どれだけファブリーズ使っても無理だよな」

「いや、真人のことを言ったんだけど」

「ところでよ、理樹」

「なに、真人」

「鈴って何であんなに『もんぺち』に拘るんだろうな」

「鈴の猫達が好きだからじゃないの?」

「いやよ、店には他にも何十種類っていうキャットフードがあるっつうのに、何であいつはあんなに執拗に『もんぺち』を選び続けるんだろうなって」

「執拗にって、何か誰かに妨害されつつも……みたいな言い方だよね」

「そうだよ。だから俺は、その理由を考えてみたんだ」

「なに?」

「あいつ、猫っぽいだろ? 多分前世でそれを食ったことがあって、それでその時大いに感動したんじゃねえかな。きっと嬉し過ぎて涙を流したはずだぜ」

「キャットフード食べて涙を流す猫なんか、普通に見たことないけどね」

「ああ。だが俺は、その『鈴の前世=猫』説を証明するために、一つ実験をやってみたんだ」

「なに?」

「今朝のあいつの朝食に、ちょっと『もんぺち』を混ぜてみた」

(真似しないでね)

「ふーん」

「普通に食ってた」

「ふーん」

「美味しいか? って聞いたら、普通に『美味しいですけど、何か?』って顔してたな」

「確かに、美味しそうに食べてたよね」

「ああ……隣で見てて冷や冷やしてたけどな。だが、これであいつの『もんぺち』を選び続ける理由がわかったってもんだぜ」

「何一つわかってないけどね」

「ところでよ、理樹」

「なに、真人」

「恭介、たまに教室でジャンプ読んでるよな」

「うん」

「一体どこで買ってきてんだろうな」

「その辺のコンビニじゃない?」

「んな馬鹿な。あいつ、休み時間は必ずって言っていいほど俺達の所に顔出すくせに、それでいつ買いに行くってんだ」

「僕に聞かれても」

「てか、普通に面倒だよな。わざわざ外のコンビニ行ってから学校に持って帰って、それで読むって話かよ。うわー……よく考えたら、あいつかなりのアホじゃねえか?」

「真人に言われたら終わりだけどね」

「いや、俺に言われなくてもきっとあいつアホだぜ。前なんか、アニメキャラが載ってた危ない雑誌持ってきててよ、普通に鈴や三枝に引かれてたぜ?」

「でもそれ、結局僕らがもらってきたよね。確か、表紙にメイド服着た女の子が載ってるやつで」

「ところでよ、理樹」

「あ、ちょっといい? 真人」

「おう、なんだ?」





「そろそろ宿題やらない?」

「そうだな」

「ノートは見せないよ」

「ところでよ、理樹」

「なに、真人」





以下エンドレス







#7は独立しましたよ!よ!







#8





「へーい!れっつりすんとぅでぃすぷろぐらむうぃずゆあらばぁ。わふー!ぷりーずすていちゅーん!なのです!」

パーソナリティクドリャフ子

(…はい、曲入れます)

「わふーう!どうですかリキ!ちゃんと発音できてましたかー?バリバリですかー?」

おふまいく

「うん、だいぶいい感じになってきたよ…発音はパリパリくらいにはなったかな?」

「少年の表現は気を遣いつつも微妙にイヤらしいな…んむ、努力の跡は認めるがまだ修練は必要だぞクドリャフカ君?今まだハリハリくらいだ」

「わふーう、濁点がとれていってるのですー!!」

寂しげ











#9





「(どさっ)うっ!……く、くそっ、離しやがれ!」

恭介

「悪いわね、いくら棗さんでもそれは出来ない相談よ」


佳奈多

「二木!?一体これはどういう了見だ、俺が一体なにしたって言うんだ!?」


「貴方がここにいること……それだけで十分でしょ?」


「そんな理不尽なことってあるかよ……くそっ、皆、何か言ってくれよ!なあ小毬、三枝……」

「いや……その……」

「悪いけど、ここはお姉ちゃんの肩持つようだよねえ……。」

「……くっ、お前らまで……西園、来ヶ谷!」

「……私は何も聞こえません」


「ふむ、二木女史、ギャグも噛ませた方がいいのではないか?うるさくてかなわん。」


「なんだよ……お前らとの絆が繋がったと思ったのは俺の錯覚だったのかよ……お前らは違うよな、謙吾、真人、鈴……?」

「……少なくとも今のお前にそれを言われるのは心外だな」

「……珍しく謙吾に同感だぜ。そんな目でオレを見たって筋肉は動じねーぜ」

「いい年してべそかくな、ウザい!」

「…………うう……そうかいそうかい、あの時から皆、心のそこでは俺のことそんな風に思ってやがったんだな……畜生……」















「(頭痛)……なんか彼の小芝居に付き合うのもいい加減飽きてきたわ。直枝理樹、貴方の口から説明してあげて頂戴」

「うん。……あのさ恭介、気持ちは分かるけど、OBでも卒業したら勝手に構内に入ったらいけないんだよ、ちゃんと職員室で許可受けないと。しかもいきなり女子寮に出現するし」

「……ちぇー、サプライズが出来ないなんてつまんねーの……」











#10





ぶ〜〜〜〜〜ん……

「あのさー……姉御」

「ん、どうした葉留佳君、サカリの付いた犬の如くはぁはぁ息を荒げて」

「はるちゃんも暑いんだよ〜……今日の最高気温39℃だって言ってたもん」

小毬

「そうだったか。それにしてもオーバー過ぎないか?せっかくおねーさんが奮発した扇風機つけていると言うのに」

「でもー、折角備え付けのエアコンがあるのに、わざわざ扇風機買ってきたですか?」

クド

「エアコンの冷気に当たりすぎると、身体に悪いからな。長時間稼動させるなら扇風機のほうが余程健康的なのさ」

「……汗でTシャツもYシャツも、いい具合に透けて見えますからね……」

美魚

「そうそう、あの見えそうで見えない微妙な透け具合が想像力を刺激して……コホン、し、しかし暇だな。理樹君も真人少年も鈴君もいないのでは、一体誰を弄れば良いのだ?」

「姉御姉御……本音がだだ漏れなのは暑さのせいにしとくっすよ。……でも、旧メンバーが揃って不在だと、調子狂うのは事実っすね……仕方ないから扇風機で遊ぼうかな……『ワレワレハ、宇宙人ダ〜』」

「あはは、うまいうまい。わたしも扇風機で声変えて遊んだ方だからね、ちょっとは自信あるよ〜〜」

「なるほど、皆やることは同じか…よし、このまま駄弁るのもなんだから、誰が一番宇宙人っぽく聞こえるかやってみないかね?」

「いいっすねー、どうせ暇だったし」

「わたしもやるよ〜」


「わふーっ!上空50海里で実際に声を聞いた私に挑むとは10年早いのですっ!」


「そんな低空に宇宙人がいたら大騒ぎですが…皆さんが参加されるなら私も乗りましょう」





・・・・・・・・・・・・・・・・・





「『ワレワレハ、宇宙人ダ』……如何でした?」

「おおおー、流石は七色の声の腐女子、これは美魚ちんが一番っすかね?」


「本当ですっ、まるで本当の宇宙人のかたがお話しているみたいでしたっ」

「クドリャフカ君が何故本物の宇宙人の声を知ってるかは置いておいて…これは西園女史が優勝かな?」

「そうだね〜〜それじゃ取っておきのらぶりーどーなつを賞品に…」



「ワレワレハ、宇宙人ダ」





「い、今のは誰だ!?外から聞こえてきたようだが…」

「(きょろきょろ)あ、あそこにいる人かな?」

「あの人?なんかこの暑いのに黒の長袖って凄い格好の人っすね……」

「………」
(ふっ)

「!?」

「き、消えた!?」

「(ガクガク)な、な、な、何だろ今の人…?」


「……あの黒尽くめはどこかで……はっ!もしかして?」

「知っているのかクドリャフカ君!?」

「はいっ、あの人は確かしのり〜さんでは……」





しのり〜(人名)美少女ソフトハウスに勤務するグラフィッカーという顔で正体を隠し、地球外生命体と地球人との各種仲介役を勤める“宇宙人担当”。レアメタルの提供と引き換えにオーシャンランチ社に技術提供をした冥王星在住の黴状生命体との仲介を勤めたのが直近の任務である。(ミスカトニック大学天文学部蔵 遠野美凪『星間貿易事情 2007年版』)





「な、なんだってー!?」


「ほわあ……びっくりです」

「なるほど、世の中には私達が知らないことがまだまだあるのだな……」

「……能美さん、そこまでご存知なら身辺には十分お気をつけください」

(わふー!?み、皆さんあっさり信じちゃいました!?)












#11





「理樹」



「ん、どしたの?怖い顔して?」

「…お前、今日一体何する気だ?」

「な、何だよ、話が見えないよ鈴」

「さっきこまりちゃんが顔真っ赤にして『理樹君のチ○コ食べたい』って言ってたんだぞ!あたしの友達に何する気か!」

「チョコでしょチョコ!変なとこ伏せない!」

「…違うのか?」

「当たり前でしょ!」











#12





「理樹、チョコと全裸どっちがいい?」

恭介

「いや、意味わかんないから」

「俺にチョコをよこすか全裸になるか、どっちがいいって意味さ」


「全く統合性ないよね」











#13





「(がらっ)ふぃー、今日は余裕でしたネー、D組のガイズにチョコ配ってきたお陰だけど。」

「……オハヨ、葉留佳…。」

「おはよーお姉ちゃ…って何このチョコの山!?こんなに配るの?それとも没収したクチ?」


「…なんか今年は、逆チョコなるネタがあるらしくてね…別に取り締まる気はないけど、何で女の子からばっか…。」

「あ゛ー…そういやD組でも姉御が同じような状況だったなあ…。」





「理樹、これ受け取ってくれ!」

「何ぃ…抜け駆けは許さん!俺のも受け取ってくれっ!」

「いや、どうしたのさ二人とも…」

「逆チョコ

「逆というか意味わかんないからねっ!?」











#14





「(ごそごそ)むむぅ?」

「葉留佳さん…その様子だと、来ちゃった?」

「うーん…全く、毎度毎度規則正しく来ちゃってますネー…アレだけ危険日に頑張ってんのになかなか当たらないなあ…。」


「そうだね…僕も欲しいんだけどね…あ、もしかしたら。」

「んん?なんか妙案でも?


「いやね、確か俗説で、回数が多すぎてもかえって出来にくくなるって聞いたなあ。」

「……………。」

「どうしたの?」

「いや、やっぱ子供は授かりモノだから、下手に工夫しても良くないですヨ。だから暫く今のペースでいいよね。」











#15





「ときに理樹君、つかぬ事を尋ねるが理樹君は“ヤンデレ”という単語を知っているかね?」

唯湖

「え、ゴメン僕もわからないや…なんかマニアックな単語っぽいけど、どこで聞いたの?」

「いや、西園女史が言っていたのだ“神北さんとか来ヶ谷さんって、Exになってからヤンデレ色が出てきましたね。”って。」

「うーん、西園さん、たまに僕たちの知識にない単語使ってくるからなあ…多分“○○デレ”系統の単語だと思うけど。」

「うむ、私も話の流れからしてその系統だとは思うのだが…この話題については私でも西園女史には数歩譲ってしまうからな…。」

「おう理樹に来ヶ谷、難しい顔してなに喋ってるんだ?」

真人

「おや、真人少年。…うむ、君には少々難しい話題なのだが。」

「そんなこと言わないで、一応聞いてみようよ。ねえ真人“ヤンデレ”って何のことか知ってる?」

「“ヤンデレ”?ああ、知ってるぜ。」


「何ィ!?」


「本当!?じゃあ、教えてよ!」

「ほれアレだ、“夜露死苦”とか“愛羅武勇”とか言ってくるような奴だけど、くっつくとデレデレするって奴。」

「ああなるほど、ヤンキーデレの略だったのか!」

「なるほど、真人少年も案外知っているな。しかし私も小毬君も、当て字で告白とかはしないと思うのだが。」

「そこはそれ、別のやり方もいろいろあるだろ。」

「そうだね。なるほど、ちょっとは見直したよ、真人!」

誰も突っ込まず終わる。





TURN TO THE NEXT?











お囃子・感想などいただけましたら。

おなまえ(省略可)



お囃子!(ちょっぴり←→盛大)

ぱち ぱちぱち ぱちぱちぱち

よろしければ何か一言!(省略可)






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