鹿大SF研電子出版物別館
書評のページ
週一小説番外企画:テーマ別書評
紹介者 タイトル テーマ ろこ 観用少女(プランツ・ドール)他二編
乙女心(第三回) 浮 2001年宇宙の旅他一編
対決(第四回)
| 紹介者 | タイトル | あらすじ |
| ろこ | ||
| □ | 夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信(著) |
・ 推理の虫がときおりうずく小鳩君と、甘いものと復讐を何より愛する小佐内さんは高校二年生。恋愛関係にも依存関係にもないけれど互恵関係にある二人は、過去の自分と決別するために共に小市民を目指す日々を送る。 夏休み、ひょんなことから小佐内さんと〈小佐内スイーツコレクション・夏〉巡りを行うことになった小鳩君。それが二人の運命を左右することになると、彼はまだ知らなかった。 |
| クォーター | ||
| □ | 扉は閉ざされたまま 石持浅海(著) |
・久しぶりに開かれる大学の同窓会。高級ペンションに七人の旧友が集まった。 当日、伏見亮介は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないように扉を閉ざす。 完璧な密室。中の様子は外からは確認できない。部屋の外で安否を気遣い、中の様子を推測する友人たち。自殺説さえ浮上し、犯行は計画通りに進んでいるかのように思えた。 しかし、綿密な偽装工作には幾つかの齟齬があり、参加者の中には天才的な頭脳を持つ少女、碓氷優佳の姿があった……。 |
| オツダチン | ||
| □ | 薩摩いにしえ殺人事件 木谷恭介(著) |
・鹿児島市内の城山公園で、東京・銀座のホステス真鍋美恵子が殺された。彼女が宿泊していたホテルの部屋には「薩摩のサツは札幌のサツ」と記された謎のメモが遺されていた。 |
| ガズィ | ||
| □ | トランスフォーマー -ゴースト・オブ・イエスタデイ アラン・ディーン・フォスター(著) |
・1969年。 人々が月に打ち上げられるアポロ十一号に目を見張っていた同じ年、同じ日、同じ時刻に一機のロケットが北極海に浮かぶ孤島から打ち上げられた。アポロを遥かに凌駕するそのロケット―――ゴースト一号は太古の地球に飛来して来た金属製のエイリアン『アイスマン』の技術を用いて、アメリカの公的極秘組織「セクター7」が開発したものである。しかし、打ち上げられたゴースト一号は高速航行中にワームホールの中に落ちてしまい、地球から遠く離れた宇宙に飛ばされてしまう。そして、そこでゴースト一号の乗組員達が見たものは『アイスマン』によく似た金属生命体による善と悪の熾烈な戦いだった。 |
| ν村 | ||
| □ | 積木の塔 鮎川哲也(著) |
・鬼貫警部が活躍する本格ミステリー、積木の塔。鉄道や航空の時刻表が掲載されており、いわゆる時刻表ミステリーの一つである。 |
| U田城 | ||
| □ | 同級生 東野圭吾(著) |
・修文館高校三年の女生徒・宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。 荘一の、由希子への愛情を本物だと思う周囲からは、彼を犯人とする雰囲気が生まれた。 果たして、真犯人はどこに……。 |
| にーやん | ||
| □ | 人質カノン 宮部みゆき(著) |
・コンビニ強盗が残したガラガラ、網棚に置かれた雑誌と手帳。日常に潜む謎を書いたミステリー七篇を収録した短編集。 |
| あみ | ||
| □ | あなたにここにいて欲しい 新井素子(著) |
・健康優良、成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗、しかし極度の内気と人間不信、生活能力の欠如から親友に依存しっぱなしの念動能力者、加賀祥子。そんな祥子に依存され、また無意識に依存する主人公、二本木真実。二人の特殊な関係は、ある日突然現れた一人の美女、藤原綾子の手によって徐々に狂わされていく。 |
| マムシ | ||
| □ | ハイペリオンの没落 ダン=シモンズ(著) |
・前作「ハイペリオン」の続きである本作。前作では騒乱の気配がする惑星ハイペリオンにある「時間の墓標」に向かおうとする七人の巡礼のそれぞれの生い立ちを書き、それを本作で補完する形になっている。 今回は物語全体に焦点が当たり、テクノコア内部での対立、人間サイドの思惑、全面戦争への兆しなどそれぞれが重みと説得力をもってかつ、よどみなく展開されていく。 |
| K野 | ||
| □ | 吸血鬼ドラキュラ ブラム・ストーカー(著) |
・仕事のため、ドラキュラ伯爵のもとに招かれたジョナサン・ハ―カー。しかし、伯爵はおぞましき吸血鬼だった!徐々に追い詰められていくハーカー。犠牲になる人々。果たしてハーカーはヴァン・ヘルシングらの協力を得て、伯爵に打ち勝つことが出来るのか? |
| フォージャー | ||
| □ | 11文字の殺人 東野圭吾(著) |
・主人公「あたし」の恋人である川津雅之がある日殺害された。殺害した犯人を捜すために友人の萩尾冬子とともに事件にせまる。しかし川津雅之の死について何かしら知っていると思われる人物が明らかに何かを隠していた。そして重い口を開こうとした関係者は次々と殺されていく。そして主人公は川津雅之とその関係者がすべて1年前のある海難事故に遭遇していることがわかり、主人公はその海難事故についても調査を開始する。 |
| 浮 | ||
| □ | 量子宇宙干渉機 JP ホーガン(著) |
・QUIC――量子干渉相関機。 進化論研究に新たなる兆しを与えるものとして開発されたそれは、開発者たちの想像を超え、全面戦争に突入しつつある世界に新しいシステムを組み込む可能性を秘める代物であった。QUICの研究者、物理学者ヒュー・ブレナーらは、政府の介入によって「オクタゴン・プロジェクト」への参加を強いられることとなる。それは、ここではない『別の』宇宙への干渉を利用した軍事プロジェクトであった。 |
| 紹介者 | タイトル | あらすじ |
| T中(祐) | ||
| □ | シャングリ・ラ 池上永一 (著) |
・地球温暖化が深刻な問題となった近未来。炭素削減のために、政府は東京を密林へと変え、空中都市アトラスを建造した。アトラスを中心に繰り広げられる反政府ゲリラドゥオモの戦いと、世界を巻き込む陰謀を描いたSFアクション。 |
| 佐井藤十丸 | ||
| □ | クラウファントムメモリー 富永浩史(著) |
・月で新エネルギーの研究をしていた父の実験の失敗により未知の力と接触した主人公。それから十年後、地球で難事件を解決する「エージェント」になった主人公だったが、ある夜、その体から十年前と同じ「リナクス」の光が煌き、そこに十年前の主人公にそっくりな少女が現れた。この少女の正体は? そして「リナクス」の秘める力とは? |
| ろこ | ||
| □ | 「青春俳句講座 初桜」 水原佐保(著) |
・小諸に住む高校生、水原さとみは青年俳人、花鳥先生のもとで俳句を学んでいる。花鳥先生は教えてくれる――俳句のこと、季節のこと、さとみの日常で起こるちょっと不思議な出来事の意味を。 さとみが綴る花鳥先生との俳句と不思議の日々。 |
| もょ | ||
| □ | 星を継ぐもの J・P・ホーガン(著) |
・月面調査隊が真紅の宇宙服を纏った死体を発見した。しかし、月で働く者達の中に該当する人物はいない。では、この死体は一体誰なのだろうか? 『チャーリー』と名付けられた身元不明の死体は研究室へと運ばれ調べられることになった。そこで、驚くべき事実が判明する。現代人とほぼ同じ生物である『チャーリー』が死んだのは、実に5万年も前のことなのだ。 この不可解な謎に世界中の科学者、専門家が力を合わせて立ち向かう。 |
| U田城 | ||
| □ | 放課後 東野圭吾(著) |
・校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女、剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が……。 |
| オツダチン | ||
| □ | 9S〈ナインエス〉 葉山透(著) |
・本作の内容を簡潔にまとめると次のようになります。「武装集団に占拠された実験施設を奪還するために、アルバイトの少年と穴倉娘が立ち上がる物語」。簡単すぎるような気がしますが、こんな感じの内容です。 |
| クォーター | ||
| □ | マルドゥック・スクランブル 冲方 丁(著) |
・スクランブル―09。それは非常事態において、法的に禁止された科学技術の使用が許される緊急法令。 賭博師シェルの奸計により瀕死の重傷を負った少女娼婦バロットは、スクランブル―09の適用によって死の淵から救い出された。彼女は新しく得た電子干渉能力と、委任事件担当官にしてネズミ型万能兵器のウフコックを『使用』して徐々にシェルを追い詰めていく。しかしその眼前に以前のウフコックの使い手、ボイルドが立ち塞がるのだった。 |
| ν村 | ||
| □ | 準急“ながら 鮎川哲也(著) |
・飯塚真理子は隕石の衝突を受けて気を失い、雪の上に倒れてしまった。そんな真理子を助けたのは、たまたま通り掛かった海里昭子だった。それから16年経過した現在、真理子は昭子に当時言うことのできなかった礼を述べようと、彼女の住む栃木県烏山に向かう。一方、昭子のもとには製薬会社からのダイレクトメールが届く。その中身は、サンプルの消化剤。それを飲んだ彼女は……. |
| ガズィ | ||
| □ | 46番目の密室 有栖川有栖(著) |
・32歳で同年代のサラリーマンと同程度の収入を辛くも維持している専業推理小説家 の有栖川有栖は友人で英都大学の社会学部の助教授かつ臨床犯罪学者、火村英生と共に同業者で今までに45の密室トリックを編み出し、密室の巨匠とまで呼ばれている真壁聖一のクリスマスのパーティーに招待された。しかし、周囲で目撃された怪しい人物、招待客の部屋に仕掛けられた悪戯など奇妙な出来事が起きる中、真壁は密室で殺されていた。 |
| あにぃやん | ||
| □ | 陰の季節 横山秀夫(著) |
・県警内部で発生する問題を、所属の違う四人がそれぞれ解決していく短編集。 |
| W田(生き物係) | ||
| □ | ハイペリオン ダン・シモンズ(著) |
・物語の舞台は地球が滅亡し人類が地球から脱出した「聖遷」から800年たった後の諸惑星連合である連邦。 |
| 紹介者 | タイトル | あらすじ |
| S原 | ||
| □ | アイ・ロボット アイザック・アシモフ(著) |
・ロボット心理学者」として、新たな科学分野の歴史を見守ってきた1人の 博士が語る、ロボット工学草創期のエピソード。「ロボット三原則」がある が故の事件や、ロボットだったからこそ起こった事件など、9篇のオムニバ ス・ストーリーである。 |
| □ | 月は地獄だ! J・W・キャンベル Jr.(著) |
・5人の男たちは、月の裏側で1年11ヶ月の資料収集と調査をおこなった。 その調査が終了し、地球に帰るための迎えの宇宙船が月にやってきた。し かし、その宇宙船は着陸に失敗して大破してしまう。 男たちは地球からの 救援が来るまで生き抜かなければならなくなった。 |
| K添 | ||
| □ | ストレンジ・ロジック 佐伯庸介 |
・界識灼の住む町を襲う非日常…連続失踪事件。灼は自分の大切な人達 を守る為、戦うことを決意するのだが…? |
| □ | デルフィニア戦記 芽田砂湖 |
・漂白の戦士ウォルと一人の少年が出会ったことで、アルドベルン大陸の 運命が大きく動き出した。 |
| T中(祐) | ||
| □ | 覇王の家 司馬 遼太郎 (著) |
・百年以上続いた戦国の世を平定し、二百六十年という日本史上でも稀 な長期政権となった徳川幕府の礎を築いた男、徳川家康。信長、秀吉と は違う家康の性格や彼が日本に与えた影響に迫る。 |
| □ | 関ヶ原 司馬 遼太郎 (著) |
・日本全国を巻き込んだ天下分け目の決戦の起因から終結までを、石田 三成と徳川家康という二人の人物を中心に描いた壮大な歴史絵巻。 |
| Johnny | ||
| □ | the FUTURE is WILD D.ディクソン&J.アダムス(著) |
・人類が絶滅した後どのような生物が現れてくるのだろうか。それを科学 的に考察する本。 |
| □ | 頭の中の湿った土 夢枕獏(著) |
・短編集「鳥葬の山」に収録されている作品。七年間もの間土の中に埋め られているという男が薄れゆく意識の中で過去を回想していく。 |
| 浅田ジロー | ||
| □ | DEAR 新井輝(著) |
・死んだ一日を三回繰り返すうちに、事故を回避するちょっと不思議な タイム・ループ・ミステリー。 |
| □ | 風の聖痕 山門敬弘(著) |
・凄腕の『風術師』八神和麻が、四年ぶりに帰国したと同時に事件は起 こった。精霊術師達が繰り広げるバトルアクション。 |
| Jd井 | ||
| □ | 陸軍中野学校 秘密戦士の実態 加藤正夫(著) |
・情報戦要員の育成と研究を目指し、謎に包まれた陸軍中野学校。同校 出身の著者が記す、「中野精神」を伝える一冊。 |
| □ | 灰の男 小杉健治(著) |
・太平洋戦争中の昭和20年、10万人もの犠牲者を出した東京大空襲の裏 に隠された謀略を解き明かす歴史ミステリー。 |
| 佐井藤十丸 | ||
| □ | 平井骸惚此中ニ有リ 田代裕彦(著) |
・大正十二年の東京を舞台に帝大生の河上太一が、事件の真実を明らか にしようと努力する物語。分類、ミステリー |
| □ | 電波的な彼女 片山憲太郎(著) |
・不良少年の柔沢ジュウが、様々な"電波的"な人間に翻弄されていく話。 分類上、サスペンスになるらしい |
| ろこ | ||
| □ | 戦闘妖精雪風〈改〉 神林長平(著) |
・人と未知の異星体「ジャム」との戦いが続く惑星フェアリィ。深井零は、 愛機「雪風」と共に「味方を犠牲にしてでも帰還せよ」という非情な任務 をこなし続けていた。 |
| □ | GOTH 乙一(著) |
・GOTH」、それは人の暗黒部分に惹かれる者たち。「僕」と森野夜、二人の 「GOTH」が出会った六つの事件とその顛末。 |
| もょ | ||
| □ | 博士の愛した数式 小川洋子(著) |
・ベテラン家政婦の「わたし」とその息子「ルート」が「博士」と共に過ごした 日々は様々な驚きが溢れていた……。 |
| □ | 第六大陸 小川一水(著) |
・西暦2025年。未だ宇宙が遠いその時代に一建設企業による月面基地 建設計画は始まった……。 |